どんな係を作るか、人数はどうするかまで決めたけど、決め方はまだ…
どんな決め方がいいんだろう…知りたい。
こんなお悩みを解決します。
- 係活動おすすめの決め方「名前マグネット方式」の解説
- 名前マグネット方式のメリット&デメリット
- 元小学校教員→専業主婦
- 2校の公立小学校に勤務
- いろいろな係活動にチャレンジし、成功&失敗の経験あり
係活動は、学期ごとに変える学級が多いです。
毎学期に係決めを行うので、係決めがつい流れ作業的になってしまうことがあります。
しかし、係決めに対する、子ども達の気合いは、大人が想像する以上のものがあります。
なので、係決めの方法に不公平さを感じると、それは教員に対する不信感につながります。
新学期のスタートから、つまずきたくないです…
今回は、以下のポイント押さえた「小学校の係決めで使える、おすすめの方法」をご紹介します。
- 不公平さを感じない
- 黒板を見れば、係決めの流れがパッと分かる
- 子どものよい所が見つかる
【小学校の係活動】おすすめの決め方と必要なもの
\おすすめの決め方/
「名前マグネット方式」
学級の児童数が、25人以上・3年生以上であれば、この決め方がおすすめです。
- 子どもの名前が書かれたマグネット
(教室の後ろからでも名前が見えるもの)
マグネット方式の決め方は、「誰がどの係になるのか」決まっていく流れを黒板を使って、見える化しています。
そのため、今何が行われているのか、どう行動したり、何を考えたりすればいいのかが分かります。
名前マグネット方式で、係を決めていく流れ
名前マグネット方式で、係を決めていく流れを解説します。
1度に全員が貼りに来ることは難しいので、列ごとや出席番号ごとに分けて、黒板に貼りに来るようにします。
どの係が定員オーバーか、空きがあるかを確認します。
定員オーバーで、じゃんけんするより、まだ空いている係に変更したいなと思う子どもがいます。
定員の状況を見て、第2希望や第3希望の係に変えたい子は、変更をしてもよいことを伝えます。
決定した係を丸していくと、わかりやすいです。
定員オーバーの係の子ども達を、係ごとに集めます。じゃんけんか話し合いで決めるように伝えます。
決まらなかった子は、名前マグネットを回収して、一度席に戻ります。
決まらなかった子は、ショックですが、全員がそのことを把握し、気にかけることができます。
STEP8まで来たら、STEP3からくり返していきます。
「名前マグネット方式」メリット&デメリット
名前マグネット方式を実践してみてわかった、メリットとデメリットをご紹介します。
- 係を決めていく様子が、パッと見てわかる
- 「決め方が不公」と感じる部分がない
- 名前マグネットがあることで、参加しそびれる事がない
- 前に出たり、席に戻ったり、動きがあることで、子ども達が退屈しない
- クラス全員の係決めの状況が把握できるので、気づかう気持ちや行動が生まれる
- 人数によっては、30分ぐらい時間がかかる
- 名前マグネットを準備しなければならない
名前マグネットは、係決め以外にも使えるので、作っておくと便利です。
係決めの時間をしっかり確保できるのであれば、子どもにとっても、教員にとってもメリットが大きいです。
まとめ:小学校の係活動での、係の決め方は、名前マグネット方式がおすすめ
今回は、係活動のおすすめ決め方をご紹介しました。
\おすすめの決め方/
「名前マグネット方式」
色んな決め方をやってみて、たどり着きました!参考になれば、嬉しいです。
係活動と当番活動のちがいや、係活動の種類について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
今回は、以上です。
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