ピアノが苦手だけど、小学校の先生になりたい。先生は、ピアノを弾けないと困るのかな?
こんなお悩みを解決します。
- 「ピアノを弾けないと困るのか」答えとその理由
- ピアノを弾けなくても、できたら便利な技2つ
- 教員採用試験に向けて、どうすればいいのか
- 元小学校教員→専業主婦
- 2校の公立小学校に勤務(正規採用)
- 低学年の担任の時に、音楽を指導
ピアノが弾けない、苦手…それでも小学校の先生としてやっていけるの?
と言う、お悩みにお答えします。
私は、両手でジャジャジャジャーンなんて感じで、ピアノは弾けません!初見でも無理です…右手だけで、ポロン。
小学校の先生はピアノを弾けないと困るの?
ピアノを弾けないと困る…音楽の授業ができない…
と言うことは、ないです。
私は、ピアノを弾かずに音楽の授業をしていました。歌ったり、体を動かしたり、子ども達が楽しく勉強できていたらいいかなと思います。
小学校の先生が、ピアノを弾けなくても困らない理由3つ
先生として働き始めて分かった「ピアノを弾けなくても困らない理由」を紹介します。
その①:音楽専科の先生がいることが多い
多くの学校には音楽専科の先生がいます。
(音楽の授業を行う先生のこと)
学校の規模にもよりますが、児童数が約400人(1学年65人の2クラス)ぐらいだと、3年生以上から音楽専科が付くことが多いみたいです。
音楽が得意な先生が、音楽を指導してくれるので安心です。
その②:伴奏つきCDが必ずある
教科書通りの指導が誰でもできるように、指導書というものがあります。
指導書には、教科書にのっている全ての曲の、伴奏つきCDがついています。
伴奏つきCDを使って授業をしていました。
- 教室を自由に動きながら指導ができる
- ピアノの練習に使う時間が、他のことに使える
- CDラジカセの操作に、てこずることがある
- リズムを速くしたり、遅くしたりなどの細かい調整ができない
その③:ピアノが弾けない・苦手な先生は、7割
「ピアノが弾ける=初見でスラスラ弾ける」先生は、数少ないです。
反対に、ピアノが弾けない・苦手な先生は、7割ほどいました。
CDを使って授業する先生の方が、圧倒的に多いと思います。
先生達にもみんな得意・不得意があります。
低学年をもった時、8人の先生達が低学年団として担任をしていましたが、ピアノを弾けたのは2人でした。
それ以外の6人は、CDで音楽の授業をしていました。
ピアノを弾けなくても、できたら便利な技2つ
その①:楽譜を見て、ドレミファソラシドがすぐ読める
発表会や行事用の楽譜を読むことが、年に何度かあります。
3年生以上の学年で、リコーダーの楽譜や鍵盤ハーモニカの楽譜です。
楽譜が読めない子どもがたくさんいます。
サッと先生が、ドレミファソラシドを教えてあげると、指導がスムーズです。
楽譜が読めなくても、ドレミファソラシドが分かれば楽器を演奏できる子どもは多いです。
その②:右手だけで、教科書の簡単な曲が弾ける
低学年の教科書にのっている、鍵盤ハーモニカの指導の部分だけでも弾けると便利です!
右手だけで十分です!
子どものお手本に、弾くことがあります。
- 強弱のつけ方
- 音の伸ばし方
- 音の長さ
- リズム
この4つを指導する程度なので、スラスラ弾ける必要も、左手を使う必要もありません。
教員採用試験のピアノ実技に向けて
これは、避けては通れません!
ほとんどの都道府県で、実技試験でのピアノ演奏はあると思います。
「試験内容を確認して、短期集中型でひたすら練習です!」
私は、試験課題の中から1番簡単な曲を選んで、それだけをひたすら練習しました。たしか…夕やけこやけ
【小学校教員を目指す人】先生はピアノを弾けないと困るの?:まとめ
- ピアノが弾けない・苦手でも、音楽の授業ができないほどは、困らない
- 音楽専科の先生が、学校にいることが多い
- 伴奏CDが必ずある
- ピアノが弾けない先生が7割ぐらいいる
ピアノが弾けなくても、小学校の先生になれます!大丈夫!