小学校の先生は、トイレに行けないのかな…生理が重たいから心配。
どんな工夫をして働いているのか知りたい。
こんなお悩みを解決します。
- 生理のときの対策と工夫
- 小学校教員のリアルなトイレ事情
- 生理休暇の実態
- 元小学校教員→専業主婦
- 2校の公立小学校に勤務
(正規採用) - 職員数は、2校の合計で140人ほど
- 生理は6日間
→3日目までが、ツライ
→バファリンを愛用
生理の時は、トイレにこまめに行きたい…時間は、あるのかな?
ナプキンとタンポンは、どっちが便利かな?
生理が重くて、ツライ…生理休暇を取ってる人はいるの?
気になるけど、知りたいけど、聞きにくいですよね。
生理の期間を、少しでも快適に、安心して過ごしたいと多くの方が思います。
そのためには、備えが大切です。
今回は、同僚の小学校教員や私の経験をもとに、小学校教員のトイレ事情と生理休暇を解説します。
【小学校教員】生理のときの対策と工夫
同僚の小学校教員や私の、生理の時にしている対策と工夫をご紹介します。
対策①:ナプキンと+αのアイテム
ナプキン派の教員が、1番多いです。
小学校教員は仕事柄、好きなタイミングでトイレに行けず、ナプキンを交換するタイミングを逃すこともあります。
また、立ち仕事で運動量も多く、ナプキンがズレることもあります。
そのため、よく選ばれている商品は、以下の通りです。
- 羽つきのナプキン
- 特に多い日用のナプキン
- 夜用のナプキン
- +αアイテムの「シンクロフィット」
パンツタイプのナプキンは、安心感はありますが、使っている人は、ごくわずかのようです。
かさばってしまうので、勤務中には不向きでした。
おすすめは、+αのアイテムでご紹介している、「シンクロフィット」です。
ナプキンと併用して使います。
- 吸収力が2時間アップする
- トイレに流せる
- コンパクトで、持ち運びに便利
- 時間がないときは、シンクロフィットだけを取り外して終わり
→次のトイレまでは、ナプキンだけで使う
使ってみると、手放せなくなる商品です。
ぜひ、1度試してみてほしいです!感激します。
対策②:タンポン
ナプキン派の教員ほど数はいませんが、タンポン派もいます。
初めてタンポンを使う時は、ドキドキしますが、慣れるとナプキンよりも快適だと、私は思います。
タンポンを使ったときの、メリット&デメリットをご紹介します。
- 蒸れないので、かゆくなりにくい。
- ごわつかない。
- 経血が伝っていく、ひやりとした感覚、ドロッとした感じがない。
- 横モレ、後ろモレしにくい。
- プールにも入れる。
- 慣れるまで、装着が難しい。
- 取り出すときに、手が汚れることがある。
- 長時間替えないでいると、経血が紐を伝ってモレてくることがある。
- タンポンを交換しないタイミングの排尿時に、紐が濡れて不衛生。
私は、薄いおりものシートと併用しています。
私は、思い切って1年目の2学期からタンポンを使い始めました。夏休みに、タンポンの練習をしました。
生理に備える、ちょっとした工夫
小学校教員が、生理に備えて行っている、工夫をご紹介します。
- 生理の時は、黒や紺など、色の濃いズボンをはく。
- 生理の時だけ、生理用品の入ったポーチを、職員用トイレに置く。
- 職員用ロッカーに、生理用品や痛み止めを準備しておく。
- 水筒に、体が温まる飲み物を入れておく。
ちょっとした工夫ですが、生理の時の不安や手間が軽くなります。
小学校教員のリアルなトイレ事情
働いてみて分かった、リアルなトイレ事情です。
- 職員用トイレ、児童用のトイレの両方を使う。
(低学年の児童用のトイレには、サニタリーボックスがない場合がある) - 大休けい(中休み)・昼休けいの2回は、トイレに行ける可能性が高い。
(担任している学年、学級の状況にもよる) - 授業中、児童が集中して活動している間にトイレに行くことがある。
- トイレを我慢して、膀胱炎になる先生も、たまにいる。
どの小学校にも、職員用トイレがあります。
しかし、自分の教室から、職員用トイレまでの距離が遠い場合は、児童用のトイレを使ったり、トイレを我慢したりします。
児童のいない、朝の時間や放課後は、もちろんトイレに行けます。
反対に、児童がいる時間は、大休けい(中休み)・昼休けいが、トイレに行ける唯一の時間とも言えます。
低学年の担任をしている時は、なかなかトイレに行けなかったです。
- 朝、出勤して児童が登校してくる前:8時
- 大休けい(中休み):10時半
- 昼休けい:13時すぎ
- 放課後:16時
小学校教員の生理休暇の実態
生理休暇とは
生理休暇は、特別休暇の1つです。
そのため、学校長の承認が必要になります。
有休(年休)とは違い、休暇簿に生理休暇と記入しなければいけません。
休んでも、給料は発生します。
1回の生理につき、2日以内の休暇を取得できる地域が多いです。
1時間か1日のどちらかの単位で休暇を取ります。
生理休暇をとる教員は、いるの?
教員が仕事を休むことはあります。
しかし、生理休暇をとっているのか、有休をとっているのかは、分かりません。
分からない理由は、2つあります。
- 休暇簿は、本人と管理職、事務の先生しか見ることができない。
→生理休暇なのか有休なのか、分からない。
- 生理休暇の話を、職場でしたことがない。聞いたことがない。
参考にならず、すみません…
小学校教員が休むと、担任している学級の教員が、不在になります。
なので、その学級には1日中ほかの教員が入ります。
しかし、教員の数が足りていない学校が多く、自分のタイミングで休暇を取りづらいのがリアルな現状です。
どの教員も無理をして働いている場面をたくさん見てきました。
まとめ:小学校教員のトイレ事情を考えると、生理への備えは必要。生理休暇も取れないことはない…
今回は、小学校教員のトイレ事情と生理休暇について解説しました。
小学校教員は仕事柄、自分のタイミングでトイレに行くことは難しいです。
しかし、生理の時の対策や工夫を知っておけば、安心して過ごせる時間が増えます。
ぜひ、自分の身体と働き方にあった生理への備え方を探してみてください。
小学校教員は、生理の時どうしているんだろう…という不安が少しでもなくなっていれば嬉しいです。
今回は、以上です。
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